やりがいもあれば、辛さもある看護師の仕事

看護師の仕事はやりがいが大きいものの、その分ハードです。むしろやりがいよりもハードさを感じてしまうこともあるでしょう。実際、看護師は全国で約121万人ほどいるそうですが、資格があっても現場から離れている潜在看護師は、その中の約71万人にも及ぶそうです。現場から離れている理由は人によってそれぞれ違うのかもしれませんが、中にはハードな仕事であることが原因になっている人も少なくないかもしれません。

ところで、看護師の業務がハードだと言われる要因の一つが、交代勤務をしている点です。入院病棟がある病院で働いている看護師には夜勤がつきものです。勤務形態には2交代や3交代など、病院によって違いはありますが、夜勤のハードさは皆さん共通して感じていることでしょう。本来人が体を休める時間である夜中に仕事をしているのですから、辛くないわけがありません。さらに、日中より少ない看護師の数で患者に対応しなければなりません。そのため、患者の容態が急変しようものなら、眠くても頭をフル回転させて対応する必要があり、その疲労は相当なもののようです。

それから、腰痛になりやすいという点も、仕事が辛くなる要因に挙げられています。看護師業務の中には、寝たきりの患者の皮膚が床ずれを起こさないように、定期的に体の向きを変える体位変換があります。できるだけ体に負担をかけずに体位変換を行う方法はありますが、人手不足の現場では1日に何人もの体位変換をしなければならないこともあります。したがって、看護師の腰に相当な負担がかかり、腰痛が職業病だという人もいるとほどです。腰は身体を支える大切な部位であり、ここを痛めてしまうと、何気ない動作でさえ辛く感じてしまいます。したがって、悪化すると仕事に支障がでてしまい、看護の仕事そのものが過酷に思えてくるようなら、肉体労働の少ない職場に変わることも視野に入れてみたほうがいいかもしれません。